当プロジェクトでは、下記の弁護士にアドバイザー弁護士を委嘱しています。












菅野亮
千葉は、成田空港があるため密輸事件が多いです。密輸事件は、不起訴になる場合もそれなりにありますが、起訴された密輸事件では、4件の無罪判決を得ています。もちろん、密輸以外の刑事事件も多く、当番や国選事件も多いので、さまざまなジャンルの刑事事件を担当しています。司法精神医学会に所属していることもあり、責任能力に問題がある事件も多く、過去、殺人事件等で、心神耗弱や心神喪失と判断された事件もあります。

宮村啓太
弁護士登録3年目に、東電女性社員殺害事件の再審弁護団に加わったことを契機として、刑事弁護を専門的に取り扱うようになりました。これまで、無罪主張事件、死刑回避を目指す事件、裁判員裁判事件などを含む数多くの刑事事件を担当し、無駄をおそれない徹底的な弁護活動を心がけてきました。当プロジェクトへの参加を通じ、これまでの経験を活かしつつ冤罪防止のために力を尽くします。

秋田真志
バブル真っ只中の1989年に弁護士登録をしました(司法修習41期)。刑事弁護人を志して弁護士になりましたが、当時としては変わり種だったかと思います。登録後約37年にわたり、当番弁護士制度の出発、司法制度改革議論、被疑者国選、公判前整理手続、裁判員裁判、取調べの可視化の法制度化など、刑事司法の制度と運用の変革を実務の中で、身を以て体験してきました。大阪弁護士会刑事弁護委員会委員長、日弁連刑事弁護センター委員長などを経験した外、Winny事件、大阪高検公安部長事件、厚労省元局長事件における証拠改ざんの犯人隠避事件、SBS冤罪事件、プレサンス元社長冤罪事件など、いくつかの著名事件にも関与してきました。
当プロジェクトの発足は、日本の刑事司法の変革の中でも画期的な意義があると思います。当プロジェクトのアドバイザー弁護士として、微力ながら経験を活かしていければと考えています。

遠山大輔
著名事件多数担当。法廷でのプレゼンテーションに定評がある。
